バンカーズボックス
「いつかフェローズさんとコラボして、 オリジナルボックスがつくれたら素敵ですね」
— G.F.G.S. —
2016.07.11
商談やミーティングをするオフィス。ファイルやキャビネット、CDなどと一緒にバンカーズボックスが並んでいる。使い勝手がよく、見た目も美しい。
いまも昔も人気で、誰もが1枚は持っていると思えるほど定番のボーダー。ボーダーのカットソーを受注生産する「ORDER BORDER(オーダーボーダー)」を展開するG.F.G.S.で愛用されているバンカーズボックスについて、代表/プロデューサーの小柳さんに話を伺った。
Q G.F.G.S.は、どのようなメーカーですか?
G.F.G.S.は、ピュアオーガニックコットンでオーダーのボーダーカットソーをつくる「ORDER BORDER」をメインにしたメーカーで、「Good Feel, Good Style.」の頭文字です。
ボディタイプ、袖丈、ボーダー幅、カラーを選んでオーダーしていただくのですが、ご注文をいただいてから生地の編み立てを始める「完全受注生産」で、1着からおつくりしています。
ひとくちでボーダーといっても、ボーダー幅やカラーは実にさまざま。世界に1着しかない、自分だけのボーダーカットソーがつくってもらえる。
Q 「ORDER BORDER」のこだわりは?
ユニセックスということです。世代はもちろん、性別関係なく誰にでも着てもらいたいと思ってスタートしました。
原料のコットンはアメリカ・テキサスから輸入し、カラーは染料を調合してつくるオリジナルの色合い、また色落ちや色褪せしないように、糸の段階で染める“先染め”という工法を採用するなど、着たときの美しさを大切にしています。
また、ボーダーをきっかけにいろいろなプロジェクトを広げていきたくて、マガジンやCDなどをつくったり、いろいろなクリエイターとのコラボ企画も展開しています。
定期的に発行しているG.F.G.S.のマガジン。かねてからメディアが欲しいと思っており、今後もさまざまなメディアをつくって情報を発信していく。
Q バンカーズボックスはいつから使っているのですか?
オフィスを兼ねたこの店をオープンしたときから使っています。有名なクリエイターやアーティストが使っているのを見て、収納するならバンカーズボックスだと自然と思うようになり、ショップやネットで買い集めました。
703のブルーとブラックとレッドを愛用。スタッフにも評判がよく、G.F.G.S.の雰囲気に合うので今後も増やしていく予定。
Q 中には何を収納されているのですか?
オフィスのバンカーズボックスには主に書類が入っており、工場でも使っているんですけど、そっちには布地や糸、私物など、あらゆるものを入れて整理しています。
Q バンカーズボックスの気に入っているところは?
バンカーズボックスは、ひと言で言ってしまえばシンプルな箱なのですが、きちんとデザインされているんですよね。それを並べてレイアウトすると、空間がオシャレになるのが魅力です。
うちはギフトの要望が多いのですが、なかなか合う箱がないんですよね。ですから、ギフトボックスとして使えるようなバンカーズボックスがあったら嬉しいですね。
ボーダーもバンカーズボックス同様シンプルなのでうまくマッチするでしょうし、いつかフェローズさんとコラボして、オリジナルボックスがつくれたら素敵だなぁと思っています。
「オフィスの一角に並べてあるだけでも美しいと思う」と小柳代表。いろいろなモノが多く、整理整頓に大活躍している。
Q 展示会などでもバンカーズボックスを活用されているそうですね。
はい。展示会などのときは、パンフレットやサンプル、在庫、備品などを入れてそのままブースに置いています。便利なうえ、見た目もオシャレなので。しかも、頻繁にモノを出し入れしたり、運んだりするのですが、持ち運びしやすくてものすごくタフ。この使いやすさと頑丈さは想像以上でした。
Q こんなバンカーズボックスがあったらいいなと思うことはありますか?
カラーバリエーションが増えるといいかもしれません。カラーが豊富だと気持ちが高揚するじゃないですか。うちにはブルーとブラックとレッドがありますが、さらにイエローなどがあると嬉しいですよね。
あとはオモテ面とウラ面で色が違うタイプがあると、収納するモノによって分類できていいかもしれません。
さらに別売りのフタがあると、なくしたときや摩耗したときに便利だし、フタだけ色を替えることができれば、たとえばクリスマスシーズンには赤×白や緑×白を組み合わせるとお客様も喜ばれると思います。
バンカーズボックスのバリエーションは年々増えていて、次はどんな新製品が出るかとても楽しみにしています。
毎日頻繁にモノを出し入れするうえ、展示会のときはサンプルや備品を詰め込んで会場へ。使ってみて、バンカーズボックスの頑丈さに感心したと言う。
プロフィール
小柳 雄一郎(おやなぎ ゆういちろう)
G.F.G.S.代表/プロデューサー。自分の好きなものを追求していたらG.F.G.S.ができ、ORDER BORDERを始めた。まさしくGood Feel, Good Style.「心が動くことを、私たちらしいやり方で」。雑誌やCDなど、ORDER BORDERの世界観をひとつのカルチャーにしていきたいと思っている。現在、世界進出を視野に入れたプロジェクトも進行中。