バンカーズボックス
「ストックも、収納のしかた次第でここまでスッキリ見せることができる」
お手本のようなブックカフェ
− スタンダードブックストア −
2016.02.11
セレクトされた本や雑貨が並ぶスタイリッシュな店内に、703シリーズが違和感なく溶け込んでいる。
「スタンダードブックストア心斎橋で、大量のバンカーズボックスを目撃した」と、大阪のクルーから連絡が入った。 スタンダードブックストアは、「本屋ですが、ベストセラーはおいてません。」と宣言しているだけあって、「感度の高い活字中毒者」から圧倒的な支持を集めているブックカフェだ。 さっそく取材させていただくことにした。
■「大量のバンカーズボックス」は、ストックの収納として使われていた。
難波から御堂筋を北上し、三ツ寺筋へ左に入ると、「スタンダードブックストア心斎橋」に到着。ここは、大阪に3店舗あるスタンダードブックストアの中でも、一番大きな店舗だそうだ。
店内に入ると洋書、写真集。その傍にアパレル、アウトドア用品、そして文庫にコミック。奥にはデザインやアート、広告、ビジネス関係の書籍が展開。これはもう、書店というよりはセレクトショップの様態だ。そして、どのコーナーにも、棚の一番下にバンカーズボックスが置かれている。
どうやらすべてのストックを、バンカーズボックスに収納していただいているようだ。
■ごちゃごちゃしがちなストックも、箱を揃えるだけでこんなにもスッキリ見せることができる。
地階に降りると、衣食住をテーマに、料理本とキッチンツール、インテリア、雑貨、文具などのコーナーが展開されていた。売り場のセッティングは一階よりもゆったりした雰囲気で、好きなものを好きなだけ手に取ってみることができる。例えば料理本のある場所には食器や調理器具、小物類。「料理」をキーワードに、それが好きな人なら興味をもちそうなものが並べられているのがわかる。確かに、料理と言う情報が欲しい人なら、それを作る道具と盛りつける食器が一緒にあるのは嬉しいに違いない。
ここでも、棚の一番下にはズラリとバンカーズボックス。
通常、棚下に置かれたストックは、様々な大きさや素材の段ボール箱に入れられたままになっていることが多いため、どうしてもごちゃごちゃした印象になってしまいがちだが、箱を揃えるだけでこんなにもスッキリ見せることができるという、お手本のような使い方をしていただいていた。
■中間色の照明と、木製の棚と、バンカーズボックスの白が、美しく調和していた。
奥のカフェはドリンクとフードメニューが豊富で、ホットドッグのソーセージは無添加と、食材にもこだわっているそうだ。席に店内の本を持ち込み、ゆっくり滞在する人も多い。
バンカーズボックスはここでも大活躍だ。中間色の照明と木製の棚の間で、バンカーズボックスの白が店内の雰囲気にすっとなじんでいた。レジ奥の戸棚にもバンカーズボックスがびっしり。ボックスがはみ出すこともなく、棚に整然と並んでいるのは見ていて嬉しい。
■「居心地のよさ」というコンセプトと、バンカーズボックスのシンプルなデザインは、相性がぴったりだ。
「居心地のいい空間でありたいと思っているので、好きなように商品を手に取ってみることができるという自由度を大切にしています。バンカーズボックスは、そんな店づくりにぴったりなんです。デザインがシンプルなので、何と一緒に置いても合うところが気に入っています」とスタッフのおひとりが話してくれた。
店内は、時間がゆっくりと流れてゆく。一人で来るのも楽しいが、今度は大切な誰かと一緒に来たい…そんな気持ちになるお店だった。
最後に、撮影を快く許可してくださったスタンダードブックストアさん、ありがとうございました!
店内のいたるところに置かれた703シリーズ。基本的にはストックの収納として使われているようだが、中には「上級者づかい」されているコーナーも・・・。
バンカーズボックス上級者づかい編① ふたを外した状態で、小物入れとして使用。
バンカーズボックス上級者づかい編② 「収納 兼 ディスプレイ棚」として使用。丈夫なので、このように重ねづかいもOKだ。
もちろん、レジ奥でも大活躍。きっと様々な書類・伝票類が収納されているのだろう。
「どなたが気に入って、使ってくださっているのですか?」と質問したところ、「誰ということではなく、バイヤーがそれぞれに仕入れているようです」というお返事だった。
スタンダードブックストア心斎橋
大阪市中央区西心斎橋2-2-12 クリスタグランドビル1F・BF
Tel:06-6484-2239 Open:11:00-22:30
※すべて許可を得て撮影しています。